オーダーグッズ製作に欠かせなくなった厚物UVプリンターも、オーダーグッズビジネスショー2016での注目システムです。
厚物UVプリンターは、UV光で硬化する特殊なインクをプリント出来る機械で、厚みのある様々な素材に直接プリントできるのが特徴です。木やプラスチックはもちろん、アクリルやガラスなどにもプリントすることができるため、多くのオーダーグッズ業者から注目されています。
オーダーグッズビジネスショーでは、㈱ミマキエンジニアリング、ローランド ディー.ジー.㈱の2社が開発した厚物UVプリンターを見ることができます。
㈱ミマキエンジニアリングでは、UVプリンター+αで付加価値のある商品を紹介する予定です。他にも昇華転写プリントシステムを出品予定で、オリジナルファブリックプリントでOGBSの可能性を提案する予定。同社の名機「UJF-3042」シリーズは、後継機の「UJF-3042MkⅡ」の発売が発表されたばかり。こちらの機種が出品されるかは不明ですが、気になる所です。
ローランド ディー.ジー.㈱はワイドサイズの「LEF-300」を出品予定。LEFシリーズは12、20、300と進化を続けてきた機種で、消費者やショップ、工場のイメージを形にするための機械として評価されてきた機種。ワイドサイズの「LEF-300」のプリントクオリティ、速度がどれほどのものなのか、展示会場で確かめてください。
他にも厚物UVプリンターを出品するのが、㈱シマヅとユーロポート㈱。㈱シマヅはローランド ディー.ジー.㈱の「LEF-20」などを使って、オーダーグッズビジネスを簡単にはじめることができる「モノプリ」を紹介する予定。ユーロポート㈱は「LEF」シリーズとレーザー加工機を組み合わせて、プリント&カットでのモノづくりを提案する予定。
ただ厚物UVプリンターを見比べるだけでなく、それらを使ってどんなビジネスを展開するのか、そのヒントを得る場としても役立ちそうです。