「オリジナルのTシャツを作りたい」という消費者ニーズは、年々高まっています。そこでプリントショップなどの加工業者は、ウエアプリント関連の資材・商材のトレンドチェックが欠かせません。
オーダーグッズビジネスショー大阪2023(OGBS大阪2023)では、そのウエアプリントの最先端を知ることができます。会場では、ウエアプリント用のボディやタオル、ラバーシート、ガーメント用の前処理剤など様々なアイテムが出品されます。また、ウエアの加工下請けメーカーも出展。「設備がないのでプリントを任せたい」という方は、ぜひ下請けメーカーのブースを訪ねてみてください。
不要になった服を回収、リサイクルして再製品化したポリエステル100%Tシャツを製造するJEPLAN。役目を終えた後もリサイクルが可能で、SDGsの観点からも注目を集めています。同社のブースでは、そんなエコに特化したボディを豊富に展示。ラインアップは「BL0100 Active Dry T-shirt」、「BL0101 Active Dry Long Sleeve T-shirt」、「BL0102 Dry Heavy Weight T-shirt」、「BL0103 Dry Heavy Weight Long Sleeve T-shirt」。ウエアプリントに付加価値を持たせたい、と考えているプリントショップは注目のブースです。
新居田物産はタオルの無地商材として、オリジナルタオル製品や昇華プリントマイクロファイバータオル生地を出品します。前回のOGBS東京2022では、タオルの製造過程で出てくる残糸を再利用した「残糸マフラースポーツタオル」を展示しました。今回もSDGsのニーズに応えた商品が見られるかもしれませんね。
ラバーシートを扱うポリ・テープ・ジャパンは、130℃、5秒の短時間でウエアに圧着できる「POLI-FLEX 3s-TURBO」、「PRINTABLE 4036」、「POLI-MELT 4900」などを展示します。「POLI-MELT 4900」は前回のOGBS東京2022で出展し、箔ホイルを組み合わせた新しい箔転写を来場者に紹介しました。転写加工での表現の幅を広げたい方は、ポリ・テープ・ジャパンブースをチェックしてください。
メイクプロジェクトは、ガーメントプリンター用前処理剤を展示します。エプソンやブラザーといった、メーカーごとに適した前処理剤を扱っているので、ガーメントプリントユーザーは注目です。また、ブースではDTF転写用シートも出品予定です。
OGBS大阪2023では、ウエアプリントの下請けメーカーも出展します。ブースではプリントサンプルも展示予定。プリントの仕上がりを確かめたい方は注目です!
TWENTYは各種ウエアプリント加工の下請けについて紹介します。前回のOGBS東京2022では、実際にプリントしたTシャツサンプルを展示してクオリティをアピール。また、進捗管理までできる便利なWEB発注システム「T-order」も紹介しました。
下請け工場のエドバンファクトリーもプリントサンプルを出展。前回のOGBS東京2022では、「ひび割れプリント」「ラメプリント」など様々なウエアプリントサンプルを展示して、自社のプリント技術を来場者に発信しました。今回も様々な製法のサンプルが見られるかもしれません。