2023年9月27日(水)、28日(木)に東京・池袋で開催される「オーダーグッズビジネスショー2023」には、ウエアプリント業界を中心に注目を集めている「DTFプリンター」の最新機種が多数出品される予定です。
DTFプリンターは、専用フィルムにインクジェットプリントしてホットメルトパウダーを塗布、熱乾燥させることで転写フィルムを作れる装置のことです。
DTF転写フィルムは、Tシャツなどのボディに載せて熱プレスすると、デザインだけが転写できます。カットやカストリ、リタックが不要なので、ウエアプリントの生産効率を大幅にアップできる製法として注目されています。
このDTFプリンターを出品予定しているのが、以下の出展社です。
アステムは、人気のDTFプリンター「ART JETシリーズ」の4ヘッドモデルを出品予定。高速プリントできるため、高収益が見込める機種として注目されています。このほか、DTF転写向けの熱プレス機やホットメルトパウダーなど、DTFに関連した資機材も出品される予定です。
ユーロポートは同社オリジナルのDTFプリンター「カスケードシリーズ」を出品。800㎜に対応した新機種が披露されるほか、DTF転写用の卓上熱乾燥機「BAKE」、ホットメルトパウダーなど、様々なDTF関連商品が出品されます。また同社はウエアプリント以外にも様々なオリジナルグッズ関連の資機材を豊富に出品する予定なので、ウエアプリント業者以外もチェックしておきたいブースです。
ローランド ディー.ジー.は卓上タイプのDTFプリンター「BN-20D」を出品。カット機能を備えているので、ただDTF転写するだけでなく、様々な活用方法を秘めた機種として注目されています。同社はこの他にも厚物UVプリンター、カッティングプロッターなどを出品。DTF転写と同様に注目を浴びている「UVデカール」ができるようになるプリント&カット機「MG-300」も出品されるので、ぜひその実力をチェックしてください。
イメージ・マジックは最新DTFプリンター「DTTS-602シリーズ」、「DTTS-302シリーズ」を出品。さらに、完成したDTF転写フィルムをデザインごとにカットしてくれるフラットベッドタイプのカッティングプロッター、熱プレス機「IMPR-105」、シューズプレス機「IMPR-511」、卓上オーブン「BT-B02」など、DTFにまつわる様々な資機材を出品する予定。
ミマキエンジニアリングは同社初のDTFプリンター「TxF150-75」を出品。国内で多くのユーザーを持つメーカーが出した機種とあって、ウエアプリント業界はもちろん、スポーツウエア業界からも注目されている。同社は他にも厚物UVプリンター「UFJ-6042MkⅡ」や、UVプリント後にトップコート剤を塗布する「DCF-605PU」、カッティングプロッター「CG-60AR」などw出品する予定。
パイオテックは内部循環付のDTFプリンター「PT-Jet XPD-724」やミマキ製のDTFプリンター、DTFシェイカー「PT-Jet 75㎝/S200」などのDTF関連機材を出品予定。
バードランドマシンは同社オリジナルのDTFプリンターのほか、UVプリンターも出品する予定。
オーダーグッズビジネスショーに初出展のInspirationは、DTFプリンター「SHT-400i」をはじめ、インクやプリントシート、アイロン、チラシ、カタログ、その他付属商品を出品する。
同じく初出展のSHITARAは、「HANRUN PAPER DTF UV A6002」(DTF UVインクジェットプリンター)のほか、自動配膳配送ロボットを出品予定。
DTFプリント関連の機械、資材がここまで集まる展示会は「オーダーグッズビジネスショー」だけ。DTFプリンターがどんな機械なのか見てみたい、様々なメーカーのDTFプリンターを見比べてみたい、機種選定のために最終チェックしたいと考えている方は、ぜひ会場に足を運んで実機を見てください。