今年のオーダーグッズビジネスショ―2016には、多くの新規出展社がありました。中でも、注目のシステムやサービスを展開する出展社を紹介していきます。
㈱アトムシステムズが出品を予定しているのが、SUPER-ATOM、D-STUDIO、MMSの3つのソフト。チームマーキングを中心とした、チームビジネスのトータルソリューションを提案する予定。リアルなチームマーキングデザインをウェブ上で確認できるほか、デザインはそのままマーキング加工に利用することができる。MMSがトータルなシステム化を実現し、様々なマーキング加工方法を自動化することができるそうです。
このシステムと連動してプリントできるのが、長瀬産業㈱が開発した、世界初、カラーレーザーの原理を応用した静電捺染プリントシステム「DENATEX-cEST」。これまで昇華プリントはインクでおこなうのが常識でしたが、このシステムを使えばトナーによる昇華転写が可能になると言う画期的なものです。
もう1つ、ウエアプリントデザインを簡単にできるソフトを出品するのが、㈱マークシティ。同社が提案する「デコネットワーク」出は、誰でも自社の製品に簡単にできる、プリントと刺繍のためのソフト。画面そのものを簡単にカスタマイズできるだけでなく、デザインシュミレーションも可能。そのまますぐに発注に繋げることができるのも特徴です。
新しい転写紙も登場します。㈱テクノプロモーションからは、カットやカス取りも不要で、細かいデザインが転写できるFOREVER社製のトナー転写フィルムが出品される予定です。沖データのレーザープリンター「VINCI」を使ったトナー転写の手法が提案されるようです。