オーダーグッズビジネスショー大阪2023(OGBS大阪2023)には、オリジナルグッズを作るための製造システムが多数出展されます。
会場ではCO2・ファイバーのレーザー加工機をはじめ、彫刻・マーキングが可能な各種彫刻機、名刺や封筒印刷に特化したプリンター、UVプリンター、プリント&カット機など、様々なマシンを見ることができます。また、デザイン作成や校正などエンドユーザーとのやりとりを簡略化できるWeb to Printもチェックできます。
そこでこの記事は、OGBS大阪2023に出展予定の各種製造システムやWeb to Printについて紹介します。
グラボテックは、オリジナルグッズに役立つ製造システムを出品。コンピュータ箔押し機やペンの側面に加工できる彫刻機、卓上型レーザーマーカー、レーザー加工機など、様々なマシンがブースに並びます。同社のコンピュータ箔押し機は、熱圧着による箔押しや空押し加⼯が可能。従来の箔押しに不可⽋だった活字や⾦型が不要で、ビギナーでもすぐに取り組むことができそうです。
ローランド ディー.ジー.も多彩な製造システムを出品。輪郭カット機能付きのUV-LEDインクジェットプリンター「LEC2-330」、メタルプリンター「MPX-90S」、プリント&カット機「BN-20」を見ることができます。LEC2-330は、シール・ラベルやステッカー、軟包装・紙器パッケージ試作など幅広い用途に対応。最新のプリントヘッドとLEDランプ、新開発のEUV5インクを採用し、従来よりも広い色域の表現が可能になりました。小さな文字やグラデーションなども細部まで再現できます。
シーフォースは、カメラスキャン機能を搭載したLaSoXファイバーレーザーマーカー「LX-RD」と、卓上自動彫刻機「Magicシリーズ」のデモ実演をおこないます。レーザーや彫刻機の性能を間近で見るチャンスです。他にもメッキや3D造形の加工サンプルを出品。また精密鋳造サンプル、ラバーキャストサンプル、徽章サンプルなども紹介します。
Podeaはレーザー加工機「Stella C10」、「Podea-01」を出展します。「Stella C10」は日本国内で製造されたコンパクトサイズのCO2レーザーで、導入しやすい低価格(税込34万円)が特長です。レーザー加工のビギナーは、エントリー機としてピッタリかもしれません。
グラフィックサポートは、A4サイズ対応のUVプリンター「BFクラフト」、A4サイズ対応の単版名刺プリンター「Card Impact Cube」、封筒印刷に特化したカラープリンター「封筒革命第三章『Apeosport Print C5570』などを展示します。アクリルプリントや名刺・封筒印刷に興味がある方は、グラフィックサポートブースまで。
会場では、グッズビジネスに役立つ最新のWeb to Printツールも出展されます。
i-DESIGNER テクノアは、WEBデザインシミュレーションシステム「ラシム」を出展します。システムを導入した後もユーザー自身で手軽に手直しができるのが特長。売れ筋商品のラインアップを手厚くするなど、改良を繰り返して、より良いサイトに更新していくことができます。他にもオーダーアイテムをデザインできるシミュレーションシステムとして「GOODS」や「GOODS2D」も展示します。
フラスコ100ccは、「Image Former 3D」などの3Dシミュレーターサービスを紹介します。エンドユーザー自身でカラーやプリントなど自由に変更できるので、事前に商品の完成イメージをチェックできます。また、フラスコ100ccブースでは、スポーツウェアのサンプルやオーダーグッズなども見ることができます。
これから新しいWEBサービスを採り入れてビジネスを効率化したいという方は、ぜひブースを訪ねてみましょう。