オーダーグッズビジネスショー2015 東京 の開催まで20日を切りました。
今日から、新規出展社を中心に、展示会の見所を紹介して参ります。
まずは、いきなり超目玉ですよ。
台湾から来日する「淋雨金坊」の、美術工芸品かと見まがうほど美しい銅印です。
台湾と言えば故宮博物院にコレクションされた宝物級の印章の数々が思い浮かびますが、この銅印はそれにも劣らないほどの美しさと高級感を兼ね備えています。
銅の無垢材に精密な模様を彫刻し、純銀で象嵌を施すという手間のかかったもので、価格は1本20~30万円。印面のみならず、印材の模様も注文に応じて彫刻する完全オーダー品。
日本で目にすることは希なので、是非この機会に手にとってご覧ください。
続いては、(株)光文堂のUVインクを使ったプリンター「KBD TEXTUR 3D HS」です。
今やオーダーグッズの業界では珍しくないUVプリンターですが、このマシンの凄いところは、1回のプリントでモリモリと厚盛りできるのです。
これまで手間がかかっていた隆起印刷や厚盛印刷が手軽におこなえるというわけ。
例えば、点字名刺やスマホカバーのマテリアル表現などが1回のプリントで完了。
インクはCMYKの他、ホワイト2本とクリア2本の計8色を搭載しており、白インクを使った透明素材への裏打ちや、光沢感を高めたクリア加工など、今まで面倒だった作業を楽にしたり、加工表現の幅を広げたりと、重宝しそうな1台。
解像度は最大1,440×5,760dpiで、きめ細やかな表現が可能。
厚盛り具合も含めて、是非その目で確かめていただきたいマシンです。