オーダーグッズビジネスショー大阪2020には、ガーメントプリンターも多数出品されます。事前情報だけでも、上野山機工、エプソン、セルカム、トーヨーコーポレーションのブースで出品されることがわかっています。
ガーメントプリンターはTシャツに直接インクジェットプリントできる画期的な機械です。これからのウエアプリントビジネスには欠かせない機械なので、是非来場して最新機種をチェックしてください。
上野山機工は、ブラザー工業の最新ガーメントプリンター「GTX-422」のほか、タグレス用パッド印刷機や自動前処理塗布機「TheCube」、プレス機などを出品予定。
ガーメントプリンターを使ったウエアプリントに欠かせない前処理剤の自動塗布機は、メーカーによって様々な特長があるので、実機を見て性能を確かめてみましょう。同社はkornit社のガーメントプリンターも扱っているので、総合的な相談に乗ってくれるはずです。また、シルクスクリーン印刷用の資機材も多数扱っているので、シルク印刷を考えているなら、同社ブースを訪問するといいでしょう。
エプソン販売はガーメントプリンター「SC-F2150」と省スペース昇華転写プリンター「SC-F550」を出品予定。「SC-F2150」はガーメントプリンターブームに火をつけた「SC-F2000」の後継機。より便利に、より高速にプリントできるようになり、メンテナンスなどの手間がほとんどかからないのも特長。昨年8月に発表された「SC-F550」は、コンパクトタイプの昇華転写プリンター。
小型なので小規模店舗でも導入できるのが特長。エプソンがしっかりとメンテナンスしてくれる、安心できる機械として人気急上昇中。マグカップやスマホカバー、マイクロファイバータオルなど、これから昇華転写グッズを扱っていこうと考える業者から注目を集めています。
セルカムはKornit社のガーメントプリンター「Avalanche Polypro」のプリントサンプルと、CustomGateway社のオンラインビジネスソリューションを紹介する予定。
Kornit社のー「Avalanche Polypro」は昨年発売されて世界中から注目を集めたガーメントプリンター。機械内部で前処理剤を自動塗布し、ポリエステル生地に直接インクジェットプリントできるのが最大の特徴。日本でもガーメントプリンターによるポリエステル生地へのプリントが研究されていますが、前処理剤の塗布に時間がかかるのが課題です。しかしこの機械なら、ポリエステルボディをセットしてボタンを押すだけなので、とても簡単にポリエステルTシャツにプリント出来ます。
セルカムは、この「Avalanche Polypro」でプリントしたサンプルを多数出品する予定なので、その仕上がりを直接見て、触って確かめることができます。
トーヨーコーポレーションはガーメントプリンター各種と周辺機器を出品予定。同社はブラザー社製のガーメントプリンターやオリジナルの自動前処理剤塗布機を扱っているほか、様々な商材にプリントするためのプラテンなども扱っているのが特長。靴用、スウェットやパーカー用など、様々なプラテンを揃えることで、ウエアプリントビジネスの幅を広げることができます。
また同社はデジタル製版機をはじめ、シルクスクリーン印刷に関連した商材、機材、資材を多数扱う商社でもあります。シルクスクリーン印刷用のインク、回転台、乾燥機など、総合的に相談に乗ってくれるでしょう。